マスコミが流さなかった「3・11」の現場 NPOまちづくりサポーターFUJIのシンポジウム

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 昨夜は、三島市で「防災・減災 現場力を活かす」というシンポジウムに参加した。
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 会場は、三島商工会議所のTMOホール。
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 主催は、NPO法人まちづくりサポーターFUJI
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 私が、前職で勤務していた時の上司・川口良子さんが事務局長を務めているNPOだ。

 講演者、パネラーの皆さんは、建設業、コンビニ、全国チェーン店の建物・設備管理、防災士等の方々で、いずれも「3・11」での活動を中心に話が進んだ。
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 マスコミには乗らなかった、いやあえて報道しなかった「現場の混乱」の話は驚くものばかりだった。

 中でも、仙台建設業協会副会長の㈱深松組社長の深松 努氏の講演や発言は、これまで聞いた「3・11」に関するどの報告・話よりもリアルで、「南海トラフ巨大地震」への備えに対する心配が募った。
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 深松さん達、仙台建設業協会(以下「協会」)の皆さんは、発災直後からほぼ不眠不休で活動した。
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 全国から駆け付けた自衛隊や警察が救助活動に入るためには、津波で流され、道路等を覆ったガレキをとりあえず脇に寄せなければならず(道路啓開)、その役割を担ったからだ。
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 それ以外にも、協会員をいくつかの「隊」に分け、活動してきた。
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 建設業という「技術・実績」、そして地元の協会という「人・現場とのつながり」があったからこそだ。
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 「3・11は、絶妙のタイミングだった」とも言われた。
 「真冬だったら寒さですぐダメ、夏だったら暑さで2~3日でダメだった」。
 津波から助かっても、狭い避難所の体育館に1500人も入る過酷さを思い知らされた。

 また、複数のパネラーの皆さんから「静岡は東京と名古屋の間にあり、南海トラフ巨大地震の際には、自衛隊やボランティア等の救援活動や救援物資等の流れが大都市に集中しがちになり心配だ」との指摘があった。
 私は今までそんな見方はできなかったが、この日の「3・11」の話を聞くと恐くなる。

 またこの日一番感じたのは、地元の建設業の皆さんが、平常時から元気で、現場で若い皆さんが誇りを持って働けるようにならないと、いざという時の「信頼関係」が成り立たないだろうということだ。

 是非一度、深松氏に富士市にお越しいただき、講演してもらえればと思う。

by koike473 | 2015-11-06 08:18 | 防災 | Trackback | Comments(0)  

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