文化スポーツ観光部を新設して取組む「まえばし赤城山ヒルクライム大会」

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 今日は、昨日、文教民生委員会の視察で伺った前橋市の取組みを紹介。

 小長井富士市長は、スポーツ観光等を推進するために、現在教育員会部局にあるスポーツ担当課(スポーツ振興課)を、市長部局に移管させると表明している。
 私も同じ考えで、以前議会で一般質問を行った。

 前橋市は、本年度(26年4月)から移管し、さまざまな取組みを実施していると聞いていた。
 実際にヒアリングすると、かなり大胆な組織変更を行っていた。
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 従来、別々の部に所属していた文化国際課、観光課、スポーツ課を新設の「文化スポーツ観光部」としてまとめた。
 まさにスポーツ観光、あるいはスポーツや文化資源を活かしたまちづくり、地域活性化を進める部の新設だ。

 そうした中、具体的な取組み事例として「まえばし赤城山ヒルクライム大会」がある。
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 これは自転車で赤城山まで登る大会で、今年が第4回目だが、全国から3,300人の参加があるそうだ。
 県外からの参加者が47%と約半数で、静岡県からも14名(0.4%)が参加している。

 豚肉の生産や料理が全国トップクラスを背景にしたマスコットキャラ・コロトンの手ぬぐい。
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 こちらは、ヒルクライム(山・丘登り?)そのもの。参加選手へのおみやげだ。
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 参加選手の荷物を入れるナップサック型荷物袋。
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 我々もおみやげでいただいた。

 一つの部になったスポーツ課と観光課が合同で、かつそれぞれの専門分野を活かしながら、大胆な企画、細かな配慮に気を配った大会運営を行っている。

 特に関心したのは、他の大半のレースが人がいない山岳道路で行われるのに対し、なるべく市街地等も走り、前橋市民が沿道で応援し、参加選手とのさまざまな交流を組み込もうとしていることだ。

 さまざまな機関等との調整が必要で大変だが、単にスポーツ大会開催に終わらせない「地域活性化」の狙いが伺える。

 時間等の関係で、コースや市街地を見学できなかったが、組織論だけでなく実際の取組みも大変参考になった視察だった。

 最後に本会議場での記念撮影写真を。
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 前橋市の皆様、ありがとうございました。

by koike473 | 2014-10-23 07:55 | 富士市議会 | Trackback | Comments(0)  

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