ケンコーマヨネーズさんの富士山工場はマヨネーズでなく、「たまご製品」を作っていた
2014年 08月 19日
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昨日は、所属する会派・市民クラブで富士山フロント工業団地の3つの企業を視察した。
昨年7月に続き2回目だが、今回はこの1年間に操業を開始した㈱日立物流、㈱デイリーはやしや、ケンコーマヨネーズ㈱の3社だ。
その中で、見学者用コースも整備されているケンコーマヨネーズさんの紹介を。
入口には「いらっしゃいませ!! 富士市議会・市民クラブ様」の出迎え。「うれしい!」に尽きる。
玄関には変わった柱が。
「たまご」のモニュメント。
大迫工場長さんが説明を。
ここの工場は「静岡富士山工場」。今年4月から稼働している。
ケンコーマヨネーズさんは、「業務用マヨネーズの会社」とのイメージがあったが、この工場ではマヨネーズは作らず、卵製品を製造。
主な製品は、厚焼き玉子、錦糸卵、だし巻き玉子、スクランブルエッグなどなど。
1日に50万個の卵を使い、約25トンの製品ができていく。
20~30%は、富士宮や御殿場など、県内から供給されている。
その製造工程は、卵を洗う、割る、調合する、焼く、切る、包装する等、全てが2~3時間で連続して機械で行われ製品となっていく。
人間の仕事は、ほとんどが工程の「チェック作業」。
約80名の内、9割が富士市の皆さん。
これらを廊下から見学できる。しかし企業秘密の製造ラインの撮影はNG。
割った卵の殻は細かく粉末にされ、肥料に混合してリサイクルされる。
会社の歴史もよくわかる。
国内、国外合わせ、富士山工場は20番目の拠点工場だそうだ。
そしてお楽しみの試食コーナー。
私は「スクランブルエッグ」が美味かったが、みんなは「厚焼き玉子」を支持。
おかわりもして、満足、満足。
敷地北側は、現在は空いているが、第二期整備も既に視野に入れているとのこと。
この日視察した3社の皆さんからは、いずれも同様の評価・要望が上がった。
・食品会社にとっては、「水」は最大のポイントだが、ここは富士山の地下水でとても良い
・原材料、製品の配送に際して、市街地やICからのアクセス道路が未整備。早く新東名ICからの取付道路の整備を
・従業員の中には、路線バスで通勤する人もいるが、最寄りのバス停からは坂道が続くため、何とか団地内まで路線を伸ばせないか、等々。
フロント工業団地は、建設中も含め、あと4社が今後新たに稼働する予定だ。
計16社との情報交換の必要性を感じた。
by koike473 | 2014-08-19 07:27 | 産業振興・雇用 | Trackback | Comments(0)