あっぱれ瀬戸選手! 世界水泳選手権「死個メ(400m個人メドレー)」優勝
2013年 08月 06日
にほんブログ村
もう1日以上も前のニュースだが、世界水泳での瀬戸大也選手(早稲田大1年)の400m個人メドレー優勝は大したものだ。
(新聞は、静岡新聞の5日夕刊)
さまざまなテレビ番組は、一躍、彼の特集を組み始めた。
下馬評では、同い年の萩野公介選手(東洋大1年)の方が注目されていたが、最後の自由形、それもラスト50mでぶっちぎった。
以前は、400m個人メドレーは「死個メ」と言われるほど苦しい種目の代表格だった。
どんな選手も得意種目と不得意種目がある。
得意種目でリードしても、不得意種目でガクッと順位を下げ、あせり、疲れる。
それを瀬戸、萩野選手等は、不得意種目がないばかりか、複数の得意種目で、それぞれ単独に世界で決勝に進める力を持っている。
私が水泳をやっていた中学生の頃、約40年前のミュンヘンオリンピックと今回の世界選手権の2つの種目の優勝タイムを比べると以下の通りだ。
【男子400m自由形】
1972ミュンヘン五輪 4分00秒27 2013世界選手権 3分41秒59
【男子400m個人メドレー】
1972ミュンヘン五輪 4分31秒98 2013世界選手権 4分08秒69
同じ400mの種目でも、個人メドレーの方が記録の伸びが著しい。
オールラウンダーでなければ勝てなくなっている。
瀬戸、萩野選手は、ともにオールラウンダーの巨人・マイケル・フェルプス(米国)に憧れて小中学校から水泳に打ち込んできたという。
同学年には200m平泳ぎで世界記録を持つ山口観弘選手(東洋大1年)もいる。
3年後のリオ五輪がますます楽しみだ!
by koike473 | 2013-08-06 07:20 | ラグビー他スポーツ | Trackback | Comments(0)