新たな国民病「CKD=慢性腎臓病」って知ってましたか?
2013年 06月 07日
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4日(火)の晩は、ロゼシアターで開催された富士市立中央病院「市民公開講座」に参加した。
今回の講座のテーマは「慢性腎臓病と富士市CKDネットワーク」だ。
講師は、中央病院副院長兼腎内科部長の笠井医師だ。
現在、慢性腎臓病(=CKD)が、新たな国民病として注目、というより危険視されているそうだ。
CKDは、さまざまな生活習慣病等が原因となり、腎機能が低下した状態をいう。
日本人の8~9人に一人がCKDだそうだ。
悪化が進むと、腎不全となり、人工透析や腎臓移植の治療が必要になる。
人工透析の患者数の伸びは確実に右肩上がりだ。
しかし、初期のころはなかなか症状が現れにくい。
腎機能をチェックするには、血液検査と尿検査、つまり定期的な健康診断で確認ができる。
実は、私は今年の人間ドックでこの腎機能に関して、結構シビアな数字が出た。
一度低下した腎機能は改善せず、もともと加齢とともに低下するので、いかにその低下スピードを落とすかが勝負だ。
そのための生活は。
そして、より早い段階でCKDを発見し、専門医の指導・治療を受けるための仕組みとして「富士市CKDネットワーク」が今年4月に設立されたことが報告された。
皆さん、腎機能は要チェックですよ。
健康診断、必ず受けましょう!
by koike473 | 2013-06-07 07:42 | 保健・福祉・医療 | Trackback | Comments(0)