循環型社会の優等生 春日製紙工業さんの再生紙製造を見学

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 先週の話だが、19日(水)は比奈にある春日製紙工業さんの見学をさせていただいた。

 7月に実行委員会方式で開催された紙のまちを考えるシンポジウムから発展して組織化を進めている「紙のまちを考える会」主催だ。

 2年前には、所属する会派・市民クラブで新型バイオマスボイラーの見学をさせていただいて以来の訪問だ。

 久保田会長から概要の説明をいただいた後、再生紙トイレットペーパーを造る工程を見学した。
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 市内ではよく目にする古紙の塊り。
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 まずは古紙を地球釜と呼ばれる球形の機械や、パルパーという機械でほぐしていく。
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 ほぐした古紙から分離されたビニール等の異物。
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 何度も洗いながら、繊維分だけを取り出す。工程の途中で取り出して検査するサンプル。
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 これらを原料に徐々に紙らしくなっていく。
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 抄紙機の途中から取り出した特更紙(マンガ本用の紙)を説明する久保田会長。
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 こちらはエンボス加工(凹凸の模様をつけてクッション性を高める)の確認。
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 こうしたチェックをしながら大きなロールで再生紙ができあがる。
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 機械で小切りされたトイレットペーパー。
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 一方こちらは、古紙を何度も洗い汚れた排水の処理施設。微生物による分解処理。
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 インクや顔料などを落としていく。
 10m位の高さがある高速凝集沈降槽。薬品を使い、沈殿処理する。
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 浄化された排水は岳南排水路に排出される。
 水と分離され最後に残った残さ=ペーパースラッジも、現在は100%再利用されている。
 それについては、2年前のこのブログをどうぞ。

 もう一つ興味深かったのがガスタービン発電機。
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 6000kWの出力で、消費電力全体の70%を賄っているそうだ。
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 もちろんコージェネ(電気に加え、発電時の熱を蒸気に変えて紙を製造する過程で活用)方式だ。
 煙突は、わずか数mの高さだ。
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 改めて再生紙製造は、循環型社会の優等生だと感じた。
 2度と使えないトイレットペーパーは、再生紙製を使うべきだ。
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 「紙のまちを考える会」は、年明けから本格的に活動を始め、市民の皆さんに「循環型社会の優等生」を訴えていく予定だ。

by koike473 | 2012-12-25 08:24 | 産業振興・雇用 | Trackback | Comments(0)  

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