鈴木富士市長の24年度施政方針演説が行われました

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 昨日から2月定例議会が始まった。

 23年度の補正予算案の説明、質疑の後、鈴木市長から「平成24年度 施政方針」が発表、読み上げられた。
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 前段部分では昨年の東日本大震災を踏まえ「自然の猛威に対する人間の限界を痛感し、特に津波対策については、従来の認識を根底から覆されることとなりました」。
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 原発事故に関しては「これまでの私達の便利で快適な生活が、脆弱で大きな危険をはらんだシステムの上に成り立っていたことが露呈し、いまだに根の深い不安感が日本中を覆っています」。
 また本市の動向を「大手事業所の生産縮小や海外工場の建設計画等が明らかとなり、『産業都市ふじ』にとって今後のあり方が問われる事態となっております」。
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との課題認識で、「歴史的な転換点に直面した今、前例にとらわれず、変えるべきものを変え、新しい発想と次の段階に跳躍する勇気をもって、諸施策を展開していく覚悟であります」と述べている。
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 その上で234年度の市政運営に向けては、新年度を「富士市の都市活力再生元年」と位置付け、
  1 都市活力再生に向けた取組み
  2 安全と安心の実現に向けた防災対策
  3 未来への投資としての子育て支援
を3本柱としながら、それぞれの施策や事業に取組んでいくとした。

 課題認識は、その通りだと思う。
 では、その認識の下、どんな戦略、事業で市政を進めていくのか?
 その部分は後段の計15ページに及ぶ「施策の大要」の中で読み上げられた。
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 2月議会では、この「市長の施政方針」に関し、会派ごとに代表質問を行う。
 私が所属する会派「市民クラブ」では、昨年秋に会派として提案した事項がどのようには反映されているかを軸に、今日から細かな検討作業を始める。

 昨日は最後に会派内で、代表質問メンバーを決めながら、施政方針に関する「一言感想」を発言し合った。
 私を含め、ほぼ全員がかなり厳しい見方をしている。

 そろそろ出かける支度だ。

by koike473 | 2012-02-15 07:53 | 富士市議会 | Trackback | Comments(0)  

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