岳南鉄道存続問題は、今後の議論は議会の場へ

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 昨日は、富士市公共交通協議会を傍聴した。
 昨年末の前回の協議会で明らかになった岳南鉄道の継続困難に関する問題が議論された。
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 今回も多数のマスコミが取材に入った。
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 国や県の専門家がメンバーとして入った「鉄道分科会」で暮れから新年にかけて検討した「公共交通としての岳南鉄道のあり方」案がメンバーに示された。

 まず岳南鉄道は「公共交通ネットワークの基軸」として位置付けられることを確認するデータ。
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 その上で、3つの論点から客観的なデータを基に考え方を整理している。
 1 岳南鉄道は市民ニーズがあり、将来的な可能性があるか?
   →利用者数のトレンドも上昇傾向にあり、市民ニーズがあり必要性、可能性も高い

 2 岳南鉄道は鉄道事業者として経営努力がなされているか?
   →効率的に運行され生産性も高い。更なる経営努力は言うまでもないが支援する価値はある

 3 岳南鉄道は存続させるだけの価値があるのか?
   →採算性だけで判断すれば赤字事業者だが、富士市にもたらす社会的便益が大きく、鉄道として存続する価値は大きい
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 こうした分析、検討の結果、分科会からは「岳南鉄道は富士市における社会基盤として、事業者の自助努力と行政の適切な関与によって存続すべきである」との結論が報告された。

 これに関して委員からは、
 「『事業者の自助努力』と『行政の適切な関与』の具体策が示されなければ議論ができないのでは?」
あるいは、
 「この公共交通協議会では、どこまで議論し、結論を出すのか?出せるのか?自助努力あるいは支援の金額までも議論するのか?」
などの意見が出された。

 これに対しては、別の委員や事務局から
 「方向性が協議会で確認できれば、具体的な方策や金額等に関しては、富士市の行政側で案を作成し、それを議会に諮り、議論いただき決めていくのが筋では」との意見だった。

 こうした議論の上で、分科会からの案が協議会として承認された。
 つまり「岳鉄の自助努力と行政の適切な関与の具体的な方策」については、議会がそのあり方について審議することになる。
 市民の皆さんの中では、岳鉄存続に向けた様々な動きが広がっているが、議会・議員の中ではどうだろうか?
 昨日の協議会は、何名かの議員が傍聴したが、私が所属する会派・市民クラブでは10名中8名が傍聴した。
 31日には、関係する担当課(都市計画課)を招いて会派の勉強会を開催する。
 議会・議員はうかうかしていられない。

by koike473 | 2012-01-19 08:27 | 公共交通・自転車 | Trackback | Comments(0)  

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