「岳鉄イカシ隊」のワークショップと市長への要望書提出

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士情報へ
にほんブログ村

 昨日は、市民有志により岳南鉄道の運行存続を応援する組織「岳鉄イカシ隊」のワークショップと、市長への要望書提出が行われた。

 この岳鉄イカシ隊は、昨年12月中旬の富士市公共交通協議会で、岳南鉄道から運行継続が困難と申し出がなされたことを知った市民の皆さんが、暮れに急遽組織したものだ。
f0141310_8141022.jpg

 私も会員になった。
 そして昨日までに会員数は100名を超え、第2回目の会合が実際に岳鉄に乗って考えようということで行われた。
 平日の午後ということで参加者は20数名だった。
 簡単な打合せの後、吉原本町駅に移動する。
 マスコミの皆さんも数社が取材で同行した。
f0141310_8142787.jpg

 本町駅の柱は古いドイツ製のレールを使っているとの説明が。
f0141310_8144585.jpg

 知らなかった。確かにレールの断面だ!
f0141310_814578.jpg

 車内では、岳鉄職員の方からさまざまな説明が。
f0141310_8151057.jpg

 富士市の製紙産業を担ってきた。
f0141310_8152428.jpg

 引込み線がいくつもある。しかしこの貨物輸送も3月で終了する。
f0141310_8153739.jpg

 比奈駅では、機関車が貨車を引き行う「入替え」を見学。
f0141310_8155287.jpg

 平日だが、全国から鉄道マニアの皆さんが撮影などに訪れている。
f0141310_816665.jpg

 富士岡駅では、「富士山の日」のプレートをつけた記念列車?に乗り換え。
f0141310_8162275.jpg

 終点の江尾駅。開通当初、沼津方面まで結ぼうという計画もあったようだが。
f0141310_8163712.jpg

 駅名の字が歴史を感じさせる。
f0141310_8164920.jpg

 こうやって写真を見ると、「貨物」(3月で廃止)、「ノスタルジー」、「鉄ちゃん」(マニア)のようなイメージが強く、鉄道本来の旅客運輸は?と思う。
 しかし、江尾駅からの帰りは、再び吉原本町駅に向かったが、車内は小さな子どもを連れたお母さんや高齢者が結構乗っていて、1日2,100名の乗降客がいることも実感した。

 そして再び市民活動センターに集まり、参加者の意見を集約し、事前に作った市長への要望書を確認。
f0141310_8172136.jpg
f0141310_8172980.jpg

 その後、市役所に市長を訪ね、要望書を提出。
f0141310_8174476.jpg

 市長は、「皆さんのこうした動きをきっかけに、市民全体で公共交通のあり方を考えていただきたい」とした上で、公的支援のあり方については「まだ検討が必要」ということで慎重な姿勢だった。

 私は、岳南鉄道のあの路線は、富士市の今後の公共交通網を形成する上でなくてはならない幹線だと思う。
 「岳鉄は市の東部の人しか利用しない」、「車があれば充分」という意見も聞く。
 しかし、今後目指す集約型都市構造=コンパクトシティの中心となる「まちなか」へのアクセス、そして吉原駅でのJRとの接続を考えれば、市全体の骨格を形成する路線であり、それがなければネットワークは成立しない。

 今回の岳鉄の危機問題を、改めて市民、議会、行政が今後の富士市の将来像とそこに必要な公共交通のあり方を考えるきっかけにしなければと思う。
 本年度から24年度は、一気に煮詰めなければいけないし、少なくともその間に岳鉄の運行がストップしないような方策が必要だ。
 議会としても岳鉄の経営状況等を確認した上で、24年度の予算措置について議論しなければと思う。

by koike473 | 2012-01-11 08:20 | 公共交通・自転車 | Trackback | Comments(0)  

トラックバックURL : http://koike473.exblog.jp/tb/17060267
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。

<< 18日(水)、19日(木)に私... きびきびした動きがまぶしい消防出初式 >>