意見が分かれた「議会による事業評価」

 好天に恵まれた3連休でした。皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?
 私もいろいろありましたが、それはおいおい書いていきたいと思います。
 今日は、富士市議会が9月定例議会で初めて実施した「事業評価」についてです。

 今年は、初めての実施ということで計9事業を選定し、決算審査に併せ行政側に質疑を行いながら議会としての評価を行なった。
 評価における事業の方向性を、
  1 拡充する
  2 現状のまま継続する
  3 実施方法、規模等の見直しをする
  4 廃止も視野に検討する
の4段階に区分した。
 それぞれの議員が個人で評価したものを所属する会派で議論し、更に会派の代表が打合せ・意見交換し、最終的に「議会の評価」として取りまとめた。

 私は会派を代表して事業評価打合せ会に出席したが、中でも「青少年の船事業」については会派によって意見が大きく分かれた。
 「意義が高い事業だ」、「課題はありながらも、『廃止も視野に検討』とすれば『廃止』が一人歩きし、次年度予算審議の際、議会として責任をどこまで負えるか」などの幅を持った「継続」派の意見が一方。
 逆に「定員割れが続いている」、「特定の青少年しか参加することができない」、「船ありきの事業になっている」などとした「廃止」派の意見もあった。
 最終的には、打合せ会の途中で暫時休憩し会派で再検討を行い、抜本的な見直しを含めた対応を求めた「3」、つまり「実施方法、規模等の見直しをする」にまとまった。
 私個人は、定員割れが続いている一方、船ありきの事業になっているのでは?との考えから、代替手段の検討を含んだ極めて「4」に近い判断をしていた。
 しかし会派、議会としては、どこかで折り合いを付けなければ「議会の評価」として提出できず、市長への提言=良い意味でのプレッシャーとはならない。

 定例会最終日の7日の朝9時から、議長が市長に評価結果を提出した。
 正副議長による提出だったが、新聞各紙の報道では「青少年の船事業は、継続か廃止で議員の意見も分かれた」上での評価だと報告されたという。
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 議長がしっかり検討経過を含め説明し、結果としてこれで良かったと思う。
 議会側が集中して議論し、議会として出した評価であり、行政側は、次年度に向けて再検討することになる、と言うよりせざるを得なくなった。
 まだまだ十分とは言えないが、このような議会内での討議と、討議を経た上での富士市議会としての市長側への意見の提出と今後の継続的な評価が、本来の二元代表制への一歩になるのではと思う。

 一方、7日の議会終了後に、「議会改革検討委員会」が開かれた。
 委員会では、こうして一応提出まで終了した今回の「事業評価」を振り返り、次年度の事業評価の行い方について、丁寧に時間をかけて検討していくこととなった。

 私自身も改めて振り返り反省し、今後のより良い「事業評価」のあり方を考えていきたいと思う。

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by koike473 | 2011-10-11 08:02 | 富士市議会 | Trackback | Comments(0)  

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