沼津市の「事業仕分け」と議会の役割

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 6日(土)は、午後から沼津市の「事業仕分け」を傍聴に出かけた。
 会場は沼津市民文化センター。
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 今年で2年目だそうだ。
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 沼津市の事業仕分けは、現在市が取り組んでいる事業の目的、税金投入、進め方、成果などの観点から、市の担当課にさまざまな質疑を行なう。
 その上で、その事業の今後について、①不要、②必要かどうか再検討、③必要だが、沼津市でなく国・県・広域で取り組む、④沼津市が継続して取り組むが改善が必要、⑤現行通り沼津市が実施、に「仕分け」するというものだ。
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 今年の対象事業は14事業。
 傍聴したのは、観光交流課、緑地公園課が取り組む4つの事業だ。
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 「仕分け」は、「仕分け人」6名(コーディネーター1人含む)が市の担当課に質疑応答する形で、事業の成果や課題を浮き彫りにする形で進められる。
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 「仕分け人」の中央テーブルを囲むように、無作為抽出で選ばれた市民の中で参加を希望した約50名の「市民判定人」が座り、やり取りを聴き、市民としての判定を下す。
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 「市民判定人」の後方に、傍聴席があるという配置だ。
 「仕分け人」は、6名のうち3名は、国や各地の自治体の仕分けを先導する?「構想日本」のメンバー。残りの3名が沼津市内の企業経営者や税理士の方だ。
 「仕分け人」からは、情け容赦のない厳しい質問が次々と出される。
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 担当課の職員の方々は緊張もあるせいか、たじたじになる場面も多かった。
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 しかし、仕分け人からの質問は、「この事業の目的は何か」、「投入している税金の内訳は?」、「今の時代に必要か」、「市がやるべきことか」など、考えてみれば基本的な質問が多かった。
 沼津市のことであり私が言う立場にはないが、長年続けてきて、そのあたりが不明確になっているのでは?と感じる場面もあった。
 仕分け人の最終評価。5区分のどれに該当かを挙手で意思表示する。
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 また「市民判定人」からは「質問を事前に想定して、データを整理ししっかり答えられるようにすべき」などの厳しい意見もあった。
 最終的には、「市民判定人」個々の評価を集計し、その人数で評価結果が決まる。
 私が傍聴した4つの事業(事業番号4、5、6、7)は、②の「再検討」が2つ、④の「要改善」が2つと厳しい結果だった。
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 今回の傍聴は、「事業仕分け」は本来議会が率先して行なうべきものでは?との思いで出かけた。
 昨年制定し、この4月から施行された「富士市議会基本条例」では、「決算審査」において「市長が執行した事業の評価を行う」としている。
 私は、これはまさしく議会が行なう「事業仕分け」だと考えている。

 沼津市の事業仕分けを傍聴し、「評価の視点」が大変参考になった。
 それとともに、新聞報道ではこの週末、熱海市、伊豆市でも事業仕分けが行われたようだが、議会はこの取組みをどう考え、見ているのだろうかが気になった。

by koike473 | 2011-08-08 07:56 | 富士市議会 | Trackback | Comments(0)  

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