川西市(兵庫県)の「決算重視」の取組み

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 先週視察に出かけた川西市(兵庫県)の報告。
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 川西市は、兵庫県と言っても大阪梅田まで電車で30分、神戸まで40分の大阪に近い住宅都市だ。
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 人口は約16万人。市内の地図を見ると、私鉄沿線に開発された住宅団地がいくつも続く関西のベッドタウンだ。
 出身の有名人は、プロ野球元ヤクルトの古田敦也選手、「ゲゲゲの女房」(NHKの朝のテレビ小説)で私も毎朝見ていた女優の松下奈緒さんなどだそうだ。

 視察のテーマは「総合計画と予算、決算の連動」、中でも「決算重視の考え方と取組み」だ。
 これは、今年の4月に、私が参加した研修の講義で川西市の企画財政部参事の方の市の取組みの報告に衝撃を受け、改めて会派で視察先としてお願いしたものだ。

 説明は財政課の課長さんから受けた。
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 まず最初に出てきた話は、「これまでは予算編成が役所のメインイベントだったが、右肩下がりの経済情勢の中では決算を重視し、そこでしっかり行政サービスの成果を評価し、予算へ連動させるべき」という説明だった。
 富士市でも制定が進む「議会基本条例」で最も重視しているのがこの「決算」であり、同じ考え方だ。
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 また「総合計画の達成に向けた単年度ごとの取組みが予算編成」という基本的な考え方がしっかりしており、総合計画の施策体系に沿って、「事業別予算」の考え方で予算書、決算書が作成されている。

 そして今回の視察で一番聞きたかった「決算成果報告書」の話。
 議会で決算審査を行なう際の説明資料だ。
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 「財政分析編」と「行政サービス成果編」の2分冊だが、平成11年から試行錯誤しながら取り組んできたというだけあり、非常に見やすくわかりやすい。
 富士市でも、議会として行政側に「わかりやすい決算資料の提示」を求めていくことを議会内で確認しているが、大変参考になる資料であり、取組みだ。
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 「行政サービス成果」を、「森」(施策別の指標)と「木・枝・葉」(事業別の指標)の大小2つの視点から評価するという説明も、今後「行政評価」に本格的に取り組もうとする私たち富士市にとってはわかりやすい説明だった。
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 ただ、川西市のこうした資料作成の取組みは、議会からの要請でなく、厳しい経済情勢の中では当然行なわなければならない「行政としての市民への説明責任」という考えで始めたそうだ。
 議会としては、この立派な資料をどう活用しているのだろうか?
 そのあたりで予定の時間になってしまい、詳しく伺うことができなかった。
 富士市の議員としては、とても参考になりそうな「おいしい資料」だ。
 今後の取組みに、十分に活用させていただこうと思う。

by koike473 | 2010-11-15 23:43 | 視察・研修・勉強会 | Trackback | Comments(0)  

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