議会基本条例の第一次草案作成が進んでいます
2010年 06月 23日
「議会基本条例」の制定に向け、条例案を検討する委員会だ。
この議会基本条例については、現在町内会を通じて配布されている「広報ふじ」の6月20日号の4ページで特集されている。
「みんなで富士市をつくる議会の基本ルール」と見出しが出ている。
でも、これだけでは、何を定める条例で、結果として議会が、そして富士市がどうなるのかはなかなかわかりにくい。
私は、この条例のポイントは2つだと考えている。
1つは、「市民に開かれた議会」とするための考え方やルールを明確にすること。
2つめは、議会の最大の仕事である「行政のチェック」を、「決算審査を通じてしっかり行なう」ことだ。
この2つを条例として明示し、今後、議会の構成メンバー、つまり議員が変わっても、富士市議会はこの取り組み姿勢やルールの下で活動していくことを決めようとしている。
4月から、条例案の検討を始め、素案をそれぞれの会派に持ち帰って検討し、更にまた委員会で再検討する。
そんなことを繰り返しながら、何とか第一次草案として、ほぼまとまる段階となった。
何箇所かは、会派によって考え方が違うため、2つの案を併記する条文もある。
この第一次草案をもとに、議員全員で検討する「議会全員協議会」が7月2日(金)に開催される。
私は、草案を作成した側のメンバー(委員会メンバー)で、当日は説明者側の席にすわる。委員会に所属していない議員からは、いろいろな意見が出るだろう。
しかし、このいろいろな考え・意見を踏まえた「議員間の討議」こそが議会には必要だ。
そんなつもりで協議会に臨むつもりだ。
by koike473 | 2010-06-23 22:12 | 富士市議会 | Trackback | Comments(2)
ご提案の「休日の議会開催」も検討しました。
ただ、費用対効果を考えた場合、議会開催に伴う関係市職員の経費(人件費等)がかなりかかります。
そんなこともあり、草案には、議会(議員全員を何班かに分け)や委員会が市内の各地域に出向いて、市民の方々への報告会や意見交換会を行なうことが盛り込まれています。
今後、これらについて議論していきます。