富士市のまちづくりの大きな転換と、その第一歩!

 現在開会中の11月議会は、昨日と今日は、常任委員会の審議が行われた。
 私が所属する「総務市民委員会」は昨日行われ、補正予算等は、原案通り可決された。
 そして今日は、「建設水道委員会」の傍聴。
 この委員会が終了後、「委員会協議会」という名称の、正式な議会ではないが、市当局の報告を聞き、それに対して質疑を行う会があった。

 建設水道委員会は、昨年度私が所属した委員会だ。
 その頃から検討していたある意味で、富士市の将来のあり方を左右する重要な3つの計画案の報告があったので、注目して傍聴した。
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 それは、
  ・集約型都市づくりに向けた土地利用制度の考え方
  ・総合都市交通戦略
  ・都市計画道路必要性再検証
の3つだ。

 この中で、私がこれまで一般質問し、また会派の来年度重要施策要望書にも載せた「自転車ネットワーク整備計画」が明確に位置付けられつつある。
 今日は、そのあたりの紹介を。

 これからは人口減少、超高齢社会の到来、社会資本の維持管理コスト増大などが進む中では、都市機能が適切に集約されたコンパクトシティ(=集約型都市構造のまち)への転換が必要だ。
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 そうした都市づくりを交通面から考えた戦略が「総合都市交通戦略」だ。

 「公共交通を軸とした『コンパクトで活力ある』まちづくり」を大きな目標に、交通面で「さまざまな交通手段での安心・安全で快適な移動の実現」を目指すとしている。
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 そして目に見える3つの目標を掲げている。
 1 渋滞の長さを短くする
 2 バス等の利用者を増やす
 3 中心市街地を歩く人・自転車で訪れる人を増やす

 この「総合都市交通戦略」は、平成22~29年までの8年間の計画だ。
 この8年間の取組みとして、以下の図(図上でクリックすると大きくして見ることができます)に実施メニューが示された。
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 道路、自転車、公共交通、交通結節点(乗り継ぎ施設や駅)の整備や利用促進策を施策として示している。
 中でも、来年度から「自転車ネットワーク整備計画」を策定するとともに、市役所前の青葉通りを中心に「自転車走行モデル空間」(=自転車道)を整備していく予定だ。
 富士市において初めての、本格的な「自転車を活用したまちづくり」の始まりだ!

 最後に一つ。
 今日の委員会協議会の席上、委員(議員)から「(コンパクトシティや都市計画道路の見直しは、)考え方としてはわかるが、50年、100年の壮大な取組みだ」という意見が複数出された。
 私も確かにそう思う。
 しかし、50年、100年かかるからと言って、方針変更や取組みを先延ばしすることはできない。
 社会環境が大きく変わるからには、今から始めなければならない。
 誤解を恐れずに言えば、私は大半の市民が「まちなか」及びその周辺地域に集中して居住するように、これから1~2世代、つまり30~60年位かけて、誘導していくような取組みを進めていかなければ、富士市は「持たない」と感じている。
 そして今日の計画案の報告が、その具体的な計画の大きな第一歩だったような気がする。

by koike473 | 2009-11-26 23:38 | まちづくり・都市計画 | Trackback | Comments(0)  

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