男女共同参画宣言都市記念式典と落合恵子さんの「こびない迫力」

 14日(土)は、「男女共同参画宣言都市記念式典」があった。
f0141310_23414898.jpg

 富士市は、平成13年に「富士市男女共同参画プラン」を策定し、16年には「富士市男女共同参画条例」を制定、施行した。
 そして今年(21年)の9月議会で「男女共同参画都市宣言」を議決し、この日の記念式典に至った。
 と、書いていても、自分自身、「男女共同参画」をどこまで理解し、どこまでそのつもりで動こうとしているのかわからない。
f0141310_23422067.jpg

 ロゼシアターの1階では、男女共同参画地区推進員の皆さんなどの活動のパネル展も。

 実は7~8年前、前職で県内のある町の「男女共同参画プラン」の取りまとめ作業を受託した。
 当時の同僚の女性が作業担当となり、私は主として先方(発注元の町役場)との打合せや検討委員会等の場に出席した。
 同僚の女性はいきいきと、また大変精力的に仕事に取り組んだ。しかし、先方の町には大変申し訳ないが、私は受託者として最後までよくわからないままだった、というのが実感だ。

 この日も、実はそんな少し重い心でロゼに向かった。
f0141310_2344725.jpg

 式典のオープニングは、富士中央小学校の歴代のPTAの皆さんと子ども達による合唱で。

 しかし、記念講演で落合恵子さんの「いま、共生の時 ~女と男(これで「ひととひと」と読む)が共に生きる社会」を聴き、納得した部分が多かった。

 落合恵子さんと言えば、かつて私が中学生の頃、「レモンちゃん」のニックネームで有名な文化放送の女性アナウンサーだった。
 しかし、私のラジオ(?)は、文化放送が上手く入らず、彼女のしゃべりは聞いたことがなかった。

 この日は、魅力的な話し方と強いメッセージを込めた内容で、1時間15分の間、会場の全ての人が「落合恵子さん」に引き付けられた。
f0141310_23461853.jpg

 記憶に残り、メモした言葉から。
  ・断ち切るべき4つの差別
   ・エイジズム・・・高齢者差別
   ・セクシズム・・・性差別
   ・レイシズム・・・人種差別
   ・エイベリズム・・・健常者中心主義
  ・「私から年齢を奪わないで下さい。この年齢は、私が働いて、働いて、働いて手に入れたものです」(メイ・サートン)
  ・「私の顔の皴は、私の人生の地図です」(リア・ロバック)
  ・毎年33,300人の男性が自殺している。男性だって「疲れたよ~」と言っていいんだよ。
  ・人権とは、誰の足も踏まないこと。誰にも足を踏まれないこと。
  ・「男女共同参画社会」は、こうした人権を男女という性の違いに関係なく、「いろいろな自分を生きられる社会」。

 少しだが、わかったような気がする。
 「いろいろな自分を生きられる社会」、それはさまざまな他の人を認めることができる人が多い社会だろう。

 それにしても、「私は決して何かにこびて生きていくようなことはしない」と言い切る落合さんは、とてもかっこ良かった。
 そして私の胸にズシンと刺さる言葉だった。

f0141310_2347395.jpg

 「男女共同参画都市宣言文」の群読。最終的には、「女と男が」を「一人ひとりが」に置き換えた富士市を目指しましょう!

by koike473 | 2009-11-16 23:55 | 市内外のイベント・行事 | Trackback | Comments(2)  

トラックバックURL : http://koike473.exblog.jp/tb/12329463
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by 名無し at 2009-11-17 11:16 x
本当に共同参画というならば、子供を産み育てその後に社会に戻り働いても良し、主婦として家庭の中で守っても良しと幅広く個々の家庭ベースで決めれば良い事で、行政ベースで、家庭(子育て)も仕事もする事を男女共に強制する事では無いと思います。各々が個人の価値観と家庭の状況に応じて、選択できる事を旨としなければ、それは決して男女平等でも無いのではないかと思いますが・・・少子化対策に寄与するどころか、結婚し、子供を産み育てる女性を憎悪し、家事や育児や地域の活動を担う専業主婦を徹底的に蔑視するという壮絶な怨念をもって、家族を解体し、少子化を結果的に促進させようというイデオロギー」(山下悦子『女を幸せにしない「男女共同参画社会」』p27)とする批判もある事、男女の役割分担を無くそうとするラディカルフェミニズムの思想に行政が従ってきたスウェーデンでは、それにより家族が崩壊し各種の犯罪が急増したとして、男女の役割分担を無くそうとする思想が批判されている。実際、スウェーデンは、近年強姦犯罪がとても多くなってきている事についてはどうお考えですか?
Commented by koike473 at 2009-11-17 23:58
名無し様、ありがとうございます。
おっしゃるように、私も行政が強制することではないと思います。
ただ、指摘されているように一人ひとりの価値観で「選択」することすらできないような社会的なしくみや土壌を変えていくことは、行政の役割だと思います。
スウェーデンのことは確認していませんが、もしおっしゃるような状況でしたら、おかしいですね。
私は、男女の基本的な役割分担・・・男性と女性から成る生物の一種として・・・は当然あると思います。

<< 富士市はやっぱり「紙のまち」! 今日は晴天の下、いろいろな催し... >>