ごみ減量化と生ごみ処理機

 先週の木曜日、8月27日は、「バイオ式生ごみ発酵消滅機」のショールームに出かけた。
f0141310_0211383.jpg
f0141310_0212461.jpg

 知り合いの方からの紹介で、この日がショールームのオープンだった。

 富士市のごみ処理施策の中でも、生ごみの減量化は大きな課題だ。
 生ごみは、家庭から出される「燃えるごみ」の約4割を占めている。

 生ごみ処理機は、それを各家庭で処理しようというものだ。
 現在のところ、処理方法は大別して「乾燥式」、「堆肥化式」、「消滅化式」の3タイプだ。
 乾燥式は、文字通り、熱で乾燥させ、それを燃えるごみとして出す形。
 堆肥化式と消滅化式は、微生物により発酵させるもので、堆肥化は「堆肥」に、消滅化式は「水と炭酸ガス(=CO2)」に処理する。
 最終的に堆肥は畑等で利用し、水は下水道に流される。

 この日見学したのは、「消滅化」タイプのものだ。
f0141310_0215580.jpg
f0141310_022328.jpg

 台所の流しの下にこのように設置する。
f0141310_0221970.jpg

 生ごみは、流しから直接、処理機に入る。
f0141310_0223662.jpg

 処理機の中には、微生物が生息しやすい「バイオスター」と名付けられた「微生物ハウス」が入っている。
f0141310_0225243.jpg

 これが「シンクザイム」と名付けられた18種類の微生物の液体。これをバイオスターに注入し、生ごみを分解する。
f0141310_023638.jpg

 こちらは業務用。
f0141310_0232471.jpg

 生ごみが処理されている様子。バイオスターに生ごみがからみ、微生物によって分解される。
f0141310_0234619.jpg

 最終的に分解されて出てくる「水」の水質分析証明書。全くきれいな水ではないので、排水後、下水処理場で浄化処理される。

 生ごみは、焼却しようが、発酵させようが生物由来のごみなのでCO2は発生する。
 しかし現状の方式では、これを人手(クリーンセンター職員等)とエネルギー(パッカー車)をかけ、更にCO2を排出しながら回収し、クリーンセンターで焼却処理している。
 つまり、処理するまでの環境負荷や経済的なコストがかかっていることになる。
 また結果として、環境クリーンセンターの規模を大きくしたり、その維持修繕に更にコストがかかることになる。
 各家庭で処理してもらうことにより、この「余分」なところをカットしようということだ。
f0141310_028375.jpg

 シンク一体型の処理機なので、ショールームは工務店関係者等の方々で混んでいた。

 富士市でも、他の大半の自治体同様、生ごみ処理機購入に関する補助金制度がある。
 3つのタイプは、いずれも補助制度の対象だ。
 しかし、庭に畑がある家庭では、「電気」を使わず、「太陽」の力を利用したコンポストが一番だ。
f0141310_026389.jpg

 我が家でも2台設置し、交互に使い、できた堆肥を畑に漉き込んでいる。
 だがアパートやマンション等は、コンポストは難しい。
 各家庭にあった生ごみ処理機を上手に活用していきたいものだ。

by koike473 | 2009-09-04 00:27 | 環境 | Trackback | Comments(0)  

トラックバックURL : http://koike473.exblog.jp/tb/11864295
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。

<< 環境審議会と「逆転層」 9月議会が近づきました。 >>