新人議員自主研修 認知症サポーター養成講座

 昨日(10日)は、月に1度行われる新人議員7名の自主研修「チャレンジ改革セブン」の日だった。
 今回は、幹事を海野議員が担当し、「認知症サポーター養成講座」を中心に行われた。
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 今でこそ、「認知症」という言葉が市民権を得たが、いわゆる高齢化とともに発症するケースが多い「ボケ」のことだ。

 「NPO法人ハイネットふじ」の皆さんの人形劇などを通じたこの研修で、私は大きなショックを受けた。
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 自分に近い身内で認知症になった人間がいないこともあり、認知症に関する認識が全く間違っていたことを知ったからだ。
 私は、認知症の人は、みんな記憶力、判断力がなくなり、よく「赤ん坊に還る」と言うように、これまでできた考えることができなくなり、感情もなくなってしまっていると思っていた。
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右からおばあちゃん、お嫁さん、孫。


 ところが、認知症の人の多くは、記憶が断片的に途切れたり、判断と行動が連動しない場合があるが、考えたり、感情を持つことは、何ら健常な人と変わらないケースが大半とのことだ。
 だから、自分の記憶が途切れていたため間違いを起こしたり、思っていても行動が伴わない場合には、「しっかり考え、感情もあるがゆえに」パニックになってしまうそうだ。
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ケアマネージャーさん。


 この認識が私には全くなかった。
 「認知症の人は、何にもわからなくなっているのだから、周りの家族は困るだろうな」くらいにしか考えていなかった。

 私のような人間に、「まったく、おばあちゃんボケちゃって、しょうがないよ!」などと言われても、それを「自分がボケちゃったのか、自分が悪いんだ」、あるいは、「まったく、人のことをバカにして!」と、感情を持ってしっかり受け取る。
 その結果、どんどんストレスが溜まり、暴力という形での発散になったり、症状が進んでしまうそうだ。

 あくまでも今までと同じ付き合い方で、なおかつちょっと間違ったり、わからなくなった時は、さりげなく手助けする心がけが大切とのことだ。

 現在、全国で認知症で苦しんでいる人は約180万人いるそうだ。
 そうした中で、認知症とはどういう病気か理解し、認知症の方を見守り、できる範囲で応援する人=認知症サポーターを100万人養成する全国キャラバン事業が行われている。
 この研修は、その一環として行われたものだ。
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 約1時間30分の研修で、「認知症サポーター」となった印の「オレンジリング」をいただいた。
 このリング=腕輪をしている人は、認知症の人が困っているのを見かけたら、声をかけ、手助けをできる人であり、リングはそれを周りの人に知らせるものだ。
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 私はどこまでできるか自信がない。
 でも毎日これをして、「誰もが安心して暮らせる富士市」に少しでも役立つよう、自分を戒めていこうと思う。

by koike473 | 2009-06-12 00:03 | 保健・福祉・医療 | Trackback | Comments(0)  

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