富士常葉大・酒井先生の退官とナイトシャトル

 1週間前になるが、16日(月)の晩は、富士常葉大の酒井直彦教授の定年退官送別会があった。
 と言っても、正式(?)な送別会でなく、富士市に関連する人達が開いた内輪の送別会だ。
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 会場は、新富士駅南のこの店。
 送別会そのものの写真は、すっかり撮り忘れてしまった。
 そこで、新富士駅でのお見送りの写真を。
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 酒井先生は、長期信用銀行の一つである日本債権信用銀行のシンクタンクの出身だ。
 10年前に富士常葉大に着任された。
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 富士市に関しては、7年前から、「富士市観光交流まちづくり計画」、「田子の浦港みなとまちづくり基本構想」、「富士市観光ビューロー組織化検討委員会」(現・富士山観光交流ビューロー)などの計画策定や検討委員会の委員長を務めていただいた。
 私は、前職でこの3つの仕事に関わったが、検討委員会前の打合せでは、毎回大学に伺い、先生から基本的かつ客観的な指摘をいつもいただいた。
 常に「基本に立ち返って考えてみる」ことの重要性を、こうした打合せを通じて教えていただいた。

 この日は、「乾杯」の前に、最後の講義で配布した資料を、送別会参加者にも配っていただき、我々に対しても「最後のミニ講義」を行っていただいた。
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 テーマは「経済成長の意味と課題を考える -経済成長なくして豊かになる方法-」だ。
 これからは、市場経済システム=お金では換算できない価値が重要であり、そのポイントが「社会関係資本=ソーシャル・キャピタル」、具体的には信頼、助け合い、地域の絆等のことだ。
 社会関係資本の増大による信頼の増大→情報の共有化→取引コスト低下→市場の効率化→経済成長に寄与。さらに、社会の安全性の向上、失業率の低下、出生率の向上などがデータ的にも示されている。
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 そして、この社会関係資本を蓄積、発展、増大させる手段の一つとして、「地域通貨=エコマネー」を提案しておられる。
 「富士市観光交流まちづくり計画」の中でも、「エコマネープロジェクト」を重点プロジェクトに位置づけたが、ほとんど取り組めなかった。
 しかし、銀行の第一線での経験もある酒井先生が、最後の講義で述べたのが「エコマネー」だったのはとても感慨深い。
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 最後は、新富士駅で新幹線に乗り込む先生を見送った。
 退官しても、週に1度は、常葉大に講義にみえるそうだ。
 これからは、大学の看板を背負ってでなく、自由な立場から富士市のまちづくり、産業活性化にご指導いただければと思う。
 酒井先生、本当にお疲れ様でした。
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 帰りは、初めて乗る「ナイトシャトル」で帰ってきた。

by koike473 | 2009-03-24 00:51 | 公共交通・自転車 | Trackback | Comments(0)  

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