「セラピー犬」って知ってますか?

 昨日(14日(土))は、中央病院の会議室で行われた「セラピー犬と医療の関係」という講演会を聞きに出かけた。
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 これは、静岡県看護協会富士地区支部総会の記念講演として開催されたもので、講師は日本セラピー犬協会会長の真紀忠志氏だ。
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 最近は多くの人が犬を飼い、その癒し効果や、さら訓練やしつけをしっかりした犬といっしょにいることによる動物介在療法や生活上の補助活動が注目されている。
 私自身は、犬は好きではないが、このような「アニマルセラピー」の重要性は、ますます高まるだろうと思い、会場の後ろで聞かせていただいた。
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 アニマルセラピーは、大別すると以下の3つの分野に分かれるそうだ。
 ●動物介在活動
  ・動物とのふれあいを中心としてその時間を楽しく過ごすことにより、いわゆる「癒し」や精神的な安息感を得ることを目的にした活動。動物に対しては、しっかりとした訓練が必要

 ●動物介在教育
  ・少子化や核家族化が進む中で、子供たちが動物とのふれあい、活動を通じて生命の尊さ等を学ぶ情緒教育の一環として取り組む教育活動

 ●動物介在療法
  ・医師等の指導の下で、高度に訓練された動物(犬、馬、イルカ等)を介在させ、医療・リハビリ等の場面で、身体、精神面において目標に向けた動機付けなどに用いる療法

 いずれの分野においても、適性に合っている、十分な訓練を受けていることが必要だ。
 ここで言う適性とは、
  ・他の犬に対して攻撃性がない
  ・近寄ってくる人をうれしそうに迎え入れる
  ・公衆衛生上問題がない(臭気、抜け毛)、伝染病等に感染していない
などだ。
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 このような講演の後、訓練されたセラピー犬の実演会が行われた。
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 セラピー犬が会場に入ってくると、100人以上の看護士さん達(95%以上が女性)から「わー、カワイイ」の声が!
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 どの犬も、本当によく訓練されている。
 人間と同じスピードで歩いたり、走ったり。また離れて歩いていて、数m離れたところからの「止まれ」、「戻れ」等の指示で、まるでリモートコントロールのように動いてくれる。
 もちろん、ウンチやオシッコの心配は全くない。
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 訓練士の人はこう言っていた。
 「最初はエサを見せながら訓練していきます。それは家庭でもできます。しかし、エサがなければできないのは、ただの『芸』です。その後、いかにエサがなくてもしっかり服従するように訓練し、動くようにならなければセラピー犬としては使えません」

 どの犬もこうなるのは難しいだろうが、せめて場所をかまわずやるウンチやオシッコの方はどうにかならないだろうか?と思ったが、それは犬じゃなくて、犬を飼っている人間自身の訓練、いや倫理観と行動の問題か?

by koike473 | 2009-03-15 23:30 | 視察・研修・勉強会 | Trackback | Comments(0)  

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