0点に終わった一般質問 その2

 昨日の「一般質問の失敗」の続きです。

 私の質問の失敗は、「総合計画」を引っ張りすぎたことだ。
 質問の(1)、(2)が、地区からの提案を、総合計画にどのように反映させるか?という質問だったので、それが(3)、(4)でも尾を引いた。

 たまたま向う10年間の「総合計画」策定に関連し、各地区から提案された中に、「協働」の取り組みの素案が多くあっただけだ。
 こうした「協働」の取り組み提案は、今回だけでなく、ちょっとしたきっかけで地域からあがってくることもあるだろう。
 そうした、誰かが思いつき、何人かが「おもしろそうだな」と調子に乗り、「じゃあ、ちょっと地域で考えてみるか」となった後の、「まだ海のものとも、山のものとも判断できないが、意欲だけはある」ような「まちづくりの初動期」を支えるしくみが私の提案だ。
 総合計画に載る、載らないは関係ない。

 しかし当局は、そういう「それぞれの協働の提案を、総合計画に位置づける、位置づけない」の判断と、その判断作業の進め方、そして位置づけられた場合の行政としてのバックアップの体制を前提に答弁が続いた。
 全く議論がかみ合わなかった。

 ここで、私が事例に出して説明した「元吉原地区まちづくり計画」を紹介しよう。
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 これは、都市計画、つまり地域の物的整備=道路、河川、公園、建物、景観、遊歩道等の整備についての地区の計画だ。
 元吉原地区は、市内でもっとも少子高齢化が進んでいる地区だが、住民の皆さんのやる気は一番だ。
 そこで、具体的なイメージはないが、地域のさまざまな資源を活用し、住みやすい魅力あるまち・元吉原をつくるために、みんなで知恵を出し合おうと、都市計画課がバックアップする形で検討を始めた。
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 1年目は、地域の皆さんが何度も地区内を歩き、地区の「お宝」・・・自然、歴史、文化、まちなみ等の資源を整理した。
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 2年目は、ワークショップを何度も重ね、「お宝」を活かした5本の「まちづくりプロジェクト」を地域の皆さんで検討・合意し、計画として取りまとめた。
 ・沼川ふれあい川づくりプロジェクト
 ・古えロマン掘り起こしプロジェクト
 ・海岸スポーツ公園プロジェクト
などだ。
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 この2年間の検討作業には、コンサルタントが派遣され、都市計画課が事務局=黒子を担っている。
 コンサルタントがさまざまな意見を交通整理しながら、地区の皆さんの「思い」や「希望」を、元吉原地区の中に「プロジェクト」として将来像を描き、それをどう自分達で(もちろん行政と役割分担しながら)取り組み、実現していくかを表した「設計図」だ。

 結局、私の意図は、事前の事務方とのヒアリングでしっかり伝わっておらず、議場でのやりとりは何も成果がなかった。
 恥ずかしい限りだ。

 こうなったら、今泉地区の提案を、地区の皆さんと何とか形にするようがんばり、「初動期のまちづくりの支援」の必要性を、実際の経過を見せながら示すしかないか!

by koike473 | 2009-03-09 23:34 | まちづくり・都市計画 | Trackback | Comments(0)  

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