アートとリサイクルの島?「直島}

 19~21日に出かけた視察は、
  ・19日(月)・・・市街化調整区域における市営浄化槽事業への取り組み(広島市)
  ・20日(火)・・・産業廃棄物処理と文化村構想への取り組み(香川県直島町)
  ・21日(水)・・・建築紛争の予防・調整に関する条例、まちづくり条例による取り組み(豊中市)
が視察テーマだった。

 今日は、2日目の香川県直島町の話。

 直島町は瀬戸内海の島の町で香川県だが、行くには岡山県側からの方が近く、宇野港から3kmの位置にある。
 午前中は、産業廃棄物等の中間処理施設を視察した。
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 産業医廃棄物の不法投棄で問題になった「豊島(てしま)」が直島のすぐ近くにある。
 直島では、豊島に不法投棄された産廃を受入れ、10年計画で中間処理している。
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 もともと直島には、三菱マテリアルの工場があり、銅の製錬を行っているので、その敷地内に香川県が中間処理施設を建設し、産廃等を焼却・溶融している。
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 そして溶融後に残る「スラグ」(溶けた灰を冷却し固まったもの)や「飛灰」から製錬技術を活用し、有価金属を回収している。
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 私は、廃棄物は溶融し、スラグにすれば埋め立て処理なり、土木資材としての有効利用は比較的容易だと思っていたが、どうも違うようだ。
 溶融スラグには、重金属等が付着しているため、これをしっかり取り除かなければ使えない。
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 溶融スラグを再処理したスラグを混ぜ込んだU字溝。香川県の公共工事で使われている。

 廃棄物処理は本当に手間がかかるものだ。

 その後は、昼食を挟み、直島のさまざまな芸術・文化面での取り組みを視察した。
 一つは、ベネッセコーポレーションがリゾート地として開発した「ベネッセハウス」や「地中美術館」。
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 これらは、全て建築家・安藤忠雄が設計を手がけたものだ。

 もう一つは、やはりベネッセが取り組んでいる「家プロジェクト」と、伝統的な街並みの見学だ。
 「家プロジェクト」は、ベネッセが古民家を買い上げ、そこを舞台に芸術家が芸術作品を創り上げたり、建物そのものを建築家が新たな芸術作品(?)として仕立て直している。
 現在、計7軒の古民家が、街中のアート作品としてよみがえっている。
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 おそろしいボロ家だと思ったら、アート作品である。かつて歯科医院だったので、現在は「はいしゃ」という名前で呼ばれている最先端(?)の芸術的建物。

 それらを、直島町観光ボランティアガイドの川田さんに案内していただいた。
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 1時間ちょっとの短い時間だったが、説明があるのとないのでは全く違う。
 島の歴史や産業、生活、災害のことなど、地元の言葉で説明いただくのは、味があり、密度の濃い見学ができた。

 考えてみたら、私は観光ボランティアガイドの方の説明を受けるのは、何も様子がわからない土地では初めてだ。
 改めて富士市の観光ボランティアガイドの皆さんの活動の意義や、活躍ぶりがわかった気がした。

by koike473 | 2009-01-22 23:34 | 視察・研修・勉強会 | Trackback | Comments(0)  

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