洪水防止のための調整池整備プラスアルファ!

 昨日のブログで、石坂川の改修工事のことを書いたが、今日は、その上流の調整池の話。
 下流部で行われる河川改修は、基本的に水が流れやすくなるよう川幅を広げたり、蛇行をなるべく真直ぐにするような工事だ。
 しかし調整池は、一度に水が下流部に流れないように、一旦水を溜めておく池だ。
 調整池と河川改修の組み合わせで、一度に下流部に流さず、しかし適度な量がスムーズに流れることにより、水害を防ごうとしている。
f0141310_2321147.jpg

 石坂川の水系では、本流の上流部に「石坂古屋敷雨水調整池」が平成14年に完成し、そして石坂川沈砂池のすぐ上で合流する支流の上流部で「青葉台雨水調整池」の建設工事が進められている。
f0141310_23213115.jpg

f0141310_23214847.jpg

 上流側から見た石坂古屋敷雨水調整池。掘り込んだコンクリートの箱の中に上流から流れてきた雨水を溜める。
f0141310_2322148.jpg

 写真の手前側の水路を流れてきた水が、一定の水位を超えると水門より流れにくくなり、水位が上昇し、右側のコンクリート壁の少し低くなった間から池(=コンクリートの箱)の中に流れ落ちて溜まるしくみだ。
f0141310_23221729.jpg

 下流側から見た石坂古屋敷雨水調整池。


f0141310_23223839.jpg
f0141310_2322498.jpg

 こちらは青葉台雨水調整池の建設現場。東名高速のすぐ北側だ。
f0141310_2323347.jpg

 昨年度から工事が始まり、4年計画で進められている。
f0141310_2323228.jpg

 流域面積は石坂古屋敷雨水調整池よりかなり小さいが、貯留量は3倍近い。下流部に対してかなりの調整機能(水害が起こりにくい)を持つ調整池だ。

 しかし、このような調整池があれば万全というわけではない。どの調整池も地形的な条件や用地の確保の面から、100%上流から流れてくる雨水を貯留するのは不可能だ。

 昨年7月の時間降雨量112mmのモーレツな大雨によって、市内各地で水害が発生した。
 地球温暖化等の影響で、今後このような「ゲリラ豪雨」の頻発が予想される中では、河川改修や調整池による対策だけでなく、個々の住宅や施設で、自分の敷地に降った雨を直接側溝や河川に放流せず、地下に浸み込ませたり、一時貯留するプラスアルファが必要だ。
 議会でも、多くの議員が「雨水浸透マス」や「雨水貯留槽」の普及促進策を提案している。
 傾斜地を抱える地区を、モデル地区にしながら、重点的に設置を進め、その効果を検証しながら普及拡大していくことが早急に必要だと思う。

by koike473 | 2009-01-08 23:25 | 防災 | Trackback | Comments(2)  

トラックバックURL : http://koike473.exblog.jp/tb/10088940
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by mikotoo at 2009-01-10 14:40 x
はじめまして、
過去のブログ(つけナポリタン)をリンクさせていただきました。
Commented by koike473 at 2009-01-11 23:37
mikotoo 様 こんにちわ。ありがとうごじます。
「つけナポリタン」はろくに食べていなく、申し訳ありませんが、リンクありがとうございます。
それぞれの店の個性ある「つけナポ」ができるといいですね。

<< 何回目かの万歩計 石坂川の改修工事が進んでいます! >>